暑い毎日が続きます。冷えたロゼが美味しい季節ですね。
本日は、ニースでのロングステイ中に、訪問できる高級ワイン「ベレ」のワイナリーのご紹介をさせていただきます。
ベレは、プロヴァンス地方の*AOC（原産地統制呼称ワイン／フランスワインの分類で一番良いカテゴリー）で、ベレという村に、ニースから車で15分ほどの丘の斜面に斜面に約650ヘクタールのぶどう畑が広がっています。
都会からほど近いエリアにある*AOCはフランスでもこちらのベレのみです。
コートダジュールは日差しの強い暑い地方ですが、畑が丘に沿うように段々畑になっているため、風当たりがよく気温がゆるみ、実はゆっくりと熟すことができます。これは白ワインとロゼワインに適したぶどうに最適な環境です。また小石と砂と粘土質を含んだ土壌は素晴らしい赤ワインを生み出します。
ベレのワインは、生産量は非常に少ないため、高級ワインとしても有名です。
ベレはルイ14世やパリ公使を勤めた後のアメリカ大統領トーマス・ジェファーソンにも愛飲されていました。
ようこそツアーが提案するツアーでは、良心的でワインへの熱い情熱を持つ、地元の家族経営のワイナリー（Collet de Bovis）で、ぶどう畑、醸造所、カーヴを見学の後、赤、ロゼ、白ワインを試飲して頂きます。ワインはどれも有名レストランへ取引されている良品ばかりです。
生産者の方のお話を聞きながら、試飲をする事で、よりワインの楽しみ方の幅が広がることでしょう。
元々、大学でイタリア語と劇の教授をしていたジャン・スピッゾさんがこちらのワイナリーのオーナー。
彼の作るワインは、エレガントで洗練され、とても味わい深いです。
白ワインは、深い色味で時間が経ってもその輝きを変えません。洋ナシや白い花のような香りと柑橘系、発火石のような香りも。明るい色味のロゼは、とてもローズのような優雅な香りを楽しめます。
また、こちらの近くには、ココ・シャネルも訪れたというシャトー・ド・ベレ (Château de Bellet)、王族の結婚式、国際会議など華やかな場を飾ってきた伝説のワインの畑もあります。
ワイナリーのオーナー、ジャン・スピッゾさん
*AOC
AOCとは、「Appellation d’origine contrôlée（アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ）」の略。
原産地呼称を名乗るためには、細やかな条件が規定されている。
表記できる産地はワイン法で規定。狭いエリアを名乗るほど、ワインの格はアップします。
【ツアー詳細】
ニースのワインBellet ワインテイスティングツアー
所要時間：３時間
料金：お一人様７０ユーロ + 試飲１５ユーロ／人（お子様は試飲料金は無料）
ツアーは９時にご宿泊のアパートホテル発、日本語ガイドがご案内致します。
ニース市街地裏の丘の小さな道を道を進み、ベレのぶどう畑へ向かいます。
小規模な家族経営のワイナリーですので、オーナーと話をしたりとワイン生産者の生活や環境を肌で感じて頂ける事でしょう。
※ご希望の場合は、弊社ツアーの特別価格でワインをご購入いただけます。（購入は強制ではありません。）
※ツアー終了後は、ご宿泊のホテルまでお送り致します。（ニース市内でしたら他の場所でツアーを終了する事も可能です）
太陽が燦々と照らす、青い海と山の香りがするプロヴァンス地方ならではのぶどう畑、フランスワインの歴史が始まったこの地で、ワインを五感で楽しみませんか？
お申し込み、お問い合わせはお気軽にこちらからご連絡ください！
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